【経営者】日本酒ECサイトをリブランディング!授業内容をトレースして気づいた自社サービスの新たな可能性とは?
日本酒のEC事業を手がけている田中瑞木さん(30代)。日本酒業界で10年ほど働き、現在は日本酒のOEM事業を手がけている彼女が、MERC Educationで何を学び、どう実践しているのかを伺いました。
目次
- 1 自社のマーケティングに活かすため「自分で」できるようにならないと意味がない
- 1.0.1 ー田中さんの現在のお仕事について教えてください。
- 1.0.2 ーアメリカで日本酒ビジネスに出会われたんですか?
- 1.0.3 ー田中さんの日本酒好きが改めて分かりました笑。マーケティングに興味を持たれたのは何がきっかけでしたか?
- 1.0.4 ーそうだったんですね。初めからスクールに通うことは決められていたんですか?
- 1.0.5 ーMERC Education以外のスクールも検討されましたか?
- 1.0.6 ーよく見つけてくださいました!笑。特に惹かれたポイントはどういった点でしたか?
- 1.0.7 ー受講前に不安などはありましたか?
- 1.0.8 ーそれは良かったです。受講前に期待していたことやゴールはありましたか?
- 1.0.9 ー多くの方が「どうやって売るか」ということばかり考えてしまいがちですが、ブランドの方向性に目がいくようになったきっかけはありますか?
- 2 ワークショップで自分の弱点に気づけた!学びを定着させた田中さんの学習ルーティンとは?
- 3 授業で学んだ内容をそのまま実務にも活用!リブランディングの際の指針に。
自社のマーケティングに活かすため「自分で」できるようにならないと意味がない
ー田中さんの現在のお仕事について教えてください。
現在は「SakeSelect」というECで、外国人向けに日本酒を販売しています。
新卒時は旅行会社の営業をしていたのですが、当時はリーマンショックや東日本大震災があり、業界的に低迷している時期でした。
将来的な展望が見えない中、旅行業界にとどまるのではなく、まずはしっかりと勉強して自分のスキルを高めようと思い、渡米したのが今の仕事との出会いです。
ーアメリカで日本酒ビジネスに出会われたんですか?
はい、日本酒を輸入して現地で卸売りしている社長さんと出会う機会があり、そこでインターンをしたのが、日本酒業界に入ったきっかけです。
「日本酒を海外の人に売るのは難しいけど伸びしろはまだまだある!」と感じ、帰国後も日本酒関係の仕事を転々としていました。
海外への輸出業者だったり、蔵元だったり、酒販や日本酒のWebサイトの編集部員だったり…とにかく日本酒に関わることには大体関わりました。笑
日本酒に関わり初めて、気づけば10年くらいですかね。
ー田中さんの日本酒好きが改めて分かりました笑。マーケティングに興味を持たれたのは何がきっかけでしたか?
日本酒の業界にいる期間は長いのですが、マーケティングや経営といった領域は学んだことがなかったので、起業当初から課題感はありました。
そんな中、決定的だったのが、
いざ自分でECを開設するも、本当に売れない…!!
という経験をしたことでした。
なんとかしないと会社がつぶれてしまうと思い切羽詰まっていたので、すぐにスクールを検討しました。
また、他社と提携して申請する特殊な補助金の利用を検討していたので、当時自分が弱かったマーケティングの支援会社と提携することにしたのですが、あまりにも高額なコンサル料だったこともきっかけの1つです。
コンサルが必要なのは分かるけれど、これをずっと払い続けるのは無理だなと思い、自分でしっかりと理解してできるようになる必要があるなと感じました。
ーそうだったんですね。初めからスクールに通うことは決められていたんですか?
はい、決めていました。
- すぐに!
- 自分で!
- 自社のマーケティングについて考えられるようになる!
というのが私の必須条件だったので、分かっている人から話を聞いた方が理解度が深まるだろうなと思っていました。
マーケティングはやりながら学ぶもので「いかに実践できるか」が重要だと考えていたので、本だけという選択肢はなかったです。初めからスクールを探していました。
ーMERC Education以外のスクールも検討されましたか?
調べはしたのですが、迷いはなかったです。
他のスクールは、高額な上に「Webマーケだけ教えます」とか「広告運用だけ教えます」という感じだったので、「根本から自分で考えられるようになりたい」と考えていた自分には合っていないなと感じました。
Webマーケティングだけ学んでも、「なぜこれをやるのか」を理解しないと成果が出ないなと思ったんですよね。
私が学びたかったのは、「これが有効です」という施策の話ではなく、「なぜそこに至るのか」「なぜこの施策が必要なのか」というマーケティングに対する根本的な理解でした。
この理解がないと、「自分で」できるようにならないのではないかと。こういったことを教えてくれるスクールはMERC Educationだけだったんです。
無料相談で話を聞いて、即決でした。他のスクールを調べていたので、とても良心的な価格に感じました。
ーよく見つけてくださいました!笑。特に惹かれたポイントはどういった点でしたか?
- 自分の手で
- マーケティング戦略をつくるための
- 思考力と実践力が身につく
という点ですね。まさに私の求めていたスキルそのものでした。
また、カリキュラムを見たときに、「聞いたことはあるけど実際使えていない、ちゃんと理解していない」という内容が多かったので、これを一通りしっかりと自分でできるようになったら自社のサービスにも活かせるだろうなと思いました。
ー受講前に不安などはありましたか?
「授業内容を理解できるのか、ついていけるのか」という不安はありましたが、気がついたら受講日を迎えていたという感じですね。笑
間違いなく今の自分に必要だと感じたので、受講するかどうかを決めるときは迷いませんでした。
無料相談の時に「なんでも聞いてもらって大丈夫です。」というスタンスだったのも安心できました。
ーそれは良かったです。受講前に期待していたことやゴールはありましたか?
一通りマーケティングを理解した上で、自分のブランドの方向性を「自分で」考えられるようになる
ということですね。とにかく「自分でできるようになる」ということを目標にしていました。
ー多くの方が「どうやって売るか」ということばかり考えてしまいがちですが、ブランドの方向性に目がいくようになったきっかけはありますか?
日本酒業界の特殊さが一つの要因だと思います。
OEM事業の時点で不利な立場になりますし、海外に馴染みのないものを売っていかなければならないとなると、売ることだけを考えていても結果につながらないんです。
業界が長いからこその視点かもしれませんね。
ワークショップで自分の弱点に気づけた!学びを定着させた田中さんの学習ルーティンとは?
ー実際に受講してみてそのゴールは達成できましたか?
はい、今も自社のブランドのリブランディングの最中なのですが、他社との比較やポジショニング、不安要素の洗い出しとその解消方法の検討など、授業でやったことを本当にそのままやっています。
MERC Educationの授業でも使用したmiroはもはや愛用品です。笑
コンサルの方にも入っていただいてはいるのですが、あくまでもアドバイスをいただくのみで、LPも自分で作っています。
ー授業内容がリブランディングに役立っているんですね!受講期間中一番印象的だったことは何ですか?。
やはりワークショップですかね。授業を聞いただけで理解したつもりになってしまうことが多いと思いますが、
ワークショップをやることによって、自分が理解できていなかった部分が鮮明になります。
理解できていなかった部分は、授業のアーカイブ動画で復習するというルーティーンで取り組んでいましたね。
毎週火曜日に授業だったので、前日の月曜日に約1時間、前回の授業のアーカイブを見る時間を取って復習していました。
そのおかげもあり回を追うごとに内容を理解するスピードも早くなりました。
ー授業のアーカイブを活用いただいていたんですね!授業でおすすめされた本は結構読まれましたか?
結構読みましたね、本を読むことが宿題だと思っていました。笑
正直まだ読みきれていない本もあるんですが、おすすめされた本はできるだけ読むようにしていました。
ー素晴らしいですね!講義の資料などを見返すことはありますか?
もちろんです!全部ダウンロードしてます笑。
アーカイブとともに利用することもありますが、実際に仕事をしている時にどうするべきか分からなくなったらスライドや授業で書いていたノートを見返しています。
授業で学んだ内容をそのまま実務にも活用!リブランディングの際の指針に。
ー受講後に意識の変化はありましたか?
マーケティングを3ヶ月学んで初めて、今までは本当に何も考えずにやっていたなと、自分の無知さに気づきました。
今はCMや商品を見た時に「どこをターゲットにしているんだろうか?」など、無意識に考えてしまいます。生活の中にマーケティングが根付いているような感じですね。
ー素晴らしい変化ですね!具体的な行動でも変化はございましたか?
自社ECのコンセプトを大きく変えました。
受講前は、ただ海外の市場に向けて手に取りやすいサイズ(300ml)のものをさまざまな蔵元さんからそれぞれのストーリーと共に売り出す、というようなざっくりした形でした。
一方、受講後は、日本酒単体で売るのではなく、飲み比べセットにしてそれと共に日本酒の知識などを学べるような体験型の商品にしたんです。
日本酒と料理のペアリングや、どうしてこのお酒を選んだのか、などのコラムを一緒に添えることも考えています。
ー授業の内容をまさしく実務に反映されているんですね!
MERC Educationを受講していなかったら、自社のポジショニングすら考えていなかったと思います。独自のポジショニングを見つける重要性を学びました。非常に悩みましたが…笑。
そのおかげで、体験や教育的な要素を強くしていこう、といった自社の方向性を明確に考えられるようになりました。
ーMERC Educationをご友人に勧めるとしたら、どのようにおすすめされますか?
とにかく「自分でマーケティングができるようになる!」というのを伝えたいです。
自分で考えられるようになるし、1つ1つ丁寧にあれだけ学んだ上で今があるので、これでダメだったら仕方ないなと思えます笑。
自社だからできること、蔵元ではなくてOEMの立場だからできることを考え抜くきっかけをもらったのは、やっぱりMERC Educationなので、本当にありがたいなと思います。
ーありがとうございます。最後に、今後の目標などはありますか?
自分の会社を大きくすることが1番の目標ですかね。具体的な目標は、内緒です。笑
でもちゃんと紙に書いて壁に貼って毎日目にするようにしてます。
終わらない受験生みたいな感じですね。笑