【大手ECサイトのマーケター】事業計画書が投資家に好評!起業にも役立つ体系的なマーケティング
これまでマーケターとして着実にキャリアを積み、現在は大手ECサイトでマーケティングを担当している平野哲夢さん(32歳)。独学で成果を出していたにも関わらずスクールで学ぶことを決めたMERC Education卒業生・平野さんに、現役マーケターなのになぜMERC Educationで学ぶことを決めたのか、受講後、意識や行動にどんな変化があったのかについてインタビューしました。
目次
学ぶなら徹底的にマーケティングを深掘りしたかった
ー 現在の平野さんのこれまでの経歴について教えていただけますか?
今は大手ECサイトでマーケティング担当をしています。自社のサービスや商品における競合優位性、差別化ポイントを調査して、実際にどう活かしていくかというところを探っていく仕事がメイン業務です。また、販売のために、競合優位性を明確にしてどのようなプロモーションメッセージを打ち出していくかを考えるなど、施策を回す仕事をしています。
ー 入学時、すでにマーケティング部署で働いていらっしゃいましたが、改めてマーケティングを学んでみようと思ったきっかけは何ですか?
マーケティングに関わり始めたのは、前職の会社(シンガポールに本社があるペット系ブランド)にEC担当として入社したことがきっかけです。特に動物好きというわけではなかったのですがペット業界は今後伸びていきそうだなと予測していたので、伸びしろのある企業で働きたい、しかも日本支社の立ち上げに関われるということで入社しました。
日本支社の立ち上げに関わりたくて日本支社の一号社員として入社したわけですが、よく考えれば「マーケティングをやりましょう」となっても前例もないし、頼れる人もいない。マーケティングについてはほぼ独学で進めていって、マーケターとしては4年ほどキャリアを積んで、結果的にはうまくいったものの、最終的に「本当にこれはマーケティングとして正しかったのか?」と、ちょっと自信がなかったんです。
そして、現在の会社に転職したタイミングで日常生活に少し余裕ができたので、体系的に学んでみたいと考えるようになりました。
ー マーケティングを学ぼうと思った時、本や動画視聴など手段はいろいろあると思うのですが、スクールに通うことはもともと決めていましたか?
実は決めきれていなかったです。MERC Educationを知るまでに見つけていたスクールは、WEBまわりだけの施策をマーケティングと捉えていたり、募集している対象が副業希望の人みたいなスクールが多い印象で、僕が求めているものとは少しズレていました。それと、僕のまわりではプログラミングスクールへ通ってもあまりうまく行っていない人たちもいたので、探し始めた頃はスクールに通うことに対するイメージは正直ネガティブだったんです。
ですが、MERC Educationのmeta広告で『あなたはどっち?「MBA」or「MARKETING SCHOOL』というコピーを見たのですが、 あれを見た時に「このスクールは他とはちょっと違うな」と感じました。MERC Educationならマーケティングを体系的に学べて、かつ、これまでの経験の振り返りになるという説明も受け、スクールで学ぶことに対してのイメージがガラッと変わりました。
さらに、入学前の個別面談の時、面談を担当者してくれた方が、過去にフリーランスで広告運用代行をやっていて、その後株式会社MERC(MERC Educationの運営会社)で働き始めたというストーリーを聞いた時、実は僕も副業で広告運用代行とかをやっていたので、「それであれば僕も本格的に学んでみよう」と思うようになりました。
ー スクールを比較検討する中で、受講料が安いスクールもあったと思いますが、その中でMERC Educationに決めた理由はありますか?
当時、僕のまわりには一年かけて経営全体を学び、将来MBAを取得するためのスクールへ通っている人もいました。そのスクールは講座を細かく分けて必要な部分だけを学ぶことができる制度があり、その中にマーケティングコースもあると聞いたので、どんな内容なのかを聞いてみたんです。そうしたら受講料は確かに安かったですが、学べる内容がMERC Educationの半分くらいかな?という印象で。それであれば、僕はMBAを取得したいわけではないし、マーケティングをもっと知りたいというのが学ぶ理由だったので、MERC Educationの方がいいかなと思いました。
あと、ワークショップや実践があることもMERC Educationが良いと思った理由の一つです。他のスクールはワークショップ・実践がなかったり、与えられた課題を自分一人でこなして講座の日に集まって発表するだけのところも多くありました。このやり方では実務に対応できるレベルには到達しないだろうなと不安だったので、豊富なワークショップ・実践で学べるMERC Educationに決めました。
ー MERC Educationに入る前に不安に思っていたことはありましたか?
MERC Educationの入学前にある個別面談に行った時、実は他のスクールに行こうかな、とほぼ決めていたんです。でも、当日担当の方と話していたら、先ほどお伝えした通り僕と同じような境遇の方がいて、そのストーリーが一番共感できたので受講を決意できました。
講座内容で不安な点はなかったのですが、比較していた他のスクールは大体40〜50万円とか当たり前でしたが、それらに比べたらMERC Educationの受講料は半額以下だったので、受講料が安いことが逆に不安でした(笑)。個別面談で即決できた要因の一つでもあるんですが。
「マーケティングってこういうことか!」と初めて理解できた
ー MERC Educationの講座の中で、印象に残っていることはありますか?
一番印象に残っていること…全部印象に残っていますよ。でも敢えて言うなら、第一回の講義かもしれません。
マーケティングという言葉はみんな知ってると思いますが、改めて「マーケティングをきちんと説明できるか」って言ったら、なかなかできないじゃないですか。第一回の講義で講師の福田さんが「マーケティングとはどういうものか?」を、その時話題の実在の飲食店を例にして説明してくれたんです。その話を聞いて「マーケティングってこういうことか!」と分かった瞬間が第一回の講義でした。
マーケティングの専門用語の解説、例えば「STPってこういうことですよ」とか「環境分析ってこうですよ」ってだけじゃなくて、身近にある例を取り上げて話をしてくださったのが腹落ちした理由かもしれません。
ー 自分がやってきたことを再認識かつより深めることを目的として受講してくださったとのことですが、実際受講してみていかがでしたか?
マーケティングについては、もともと本を読んだりYouTubeを見たりしては勉強していて、独学で学びながらEC担当として仕事をしていました。なので、「僕がやってきたことが正しかったのかを振り返りたい」というのが受講後に得たい結果でした。
受講後、そこは解決できました。振り返りができた以外にも、学んだメリットがたくさんあって、一つ挙げるとするならば、実務面で業務時間短縮につながっています。受講する前はマーケティングに必要な工程を環境分析は環境分析だけとか部分的に捉えて業務を進めていたんです。でも、体系的にマーケティングを学んだことで、受講後は「このステップに沿ってやればいいんだ」という流れが理解できたので、無駄に使っていた工数みたいなところが実務ではだいぶ削減できていると思います。
僕はゼロイチのプロジェクトが多いので、実務では卒業制作でやった「環境分析→戦略立案→施策立案」のマーケティングの一通りの流れを実践して、実在するサービスのマーケティング戦略を立案するワークを、現場でも同じようなプロセスでやっている感じです。最後の学びがめちゃくちゃ現場で使えて助かっています。
直近で言うと、自社でSNSアカウントを作ることになったんですが、競合他社のSNSを見つけて、卒業制作と同じフローで分析してコンテンツの軸を考えました。
あと、いま将来独立するために自分の事業の準備もしているんですが、それについても「どんな訴求にしようかな」と考える時にあのワークを活用しています。
ー MERC Educationを受講した満足度は、点数をつけるとしたら100点満点中何点ですか?
MERC Educationを受講した満足度は、忖度なしで100点満点です。
受講料の面で言えば、MERC Educationの講座は長期講座だったのでそれまでに通ったことがある単発スクールに比べると受講料は正直高かったです。でも、最後まで続けることができましたし、今の実務にも役立っているので決して高くはないと思います。
内容面では、期待してた通りグループワーク・実践があったのがすごく良かったです。あと、僕は過去に半年間の講座を受講して途中で挫折してしまったことがあるのですが、MERC Educationでの学びは続けることができました。やり切れたのは講義時間の長さと開催される時間帯が働いている僕にはちょうど良かったのかなと。
僕はその日にインプットしたものをその日のうちにアウトプットしたいタイプなんです。以前挫折してしまった長期講座の時、仕事が忙しくなると次の日にアウトプットしてても一週間後にはもう忘れちゃってるみたいなことがよくあったのですが、今回はすぐアウトプットするように心がけていたのも良かったのかもしれません。
将来のための事業計画書作成にも体系的なマーケティングは役立っている
ー 受講後、意識と行動に具体的な変化はありましたか?
もともとマーケターとして、様々なものを見るたびに「どうすればもっと売れるのか?」を考えていましたが、学んだ後は、それまでパラパラっと散らばっていた意識に一本筋が通ったような感覚があります。すごい抽象的な表現ですが。
あとは、競合分析する時は必ず活用していますし、「環境分析→戦略立案→施策立案」のマーケティングの一通りの流れの確認は都度やってます。先ほどゼロイチのプロジェクトが多いと言いましたが、既存のサービスでも「この訴求って正しいのかな?」と思ったら、あの手法を使って繰り返し確認していて、MERC Educationで学んだフレームワークは現場でめちゃくちゃ使ってます。
ー MERC Educationはどんな方におすすめのスクールだと思いますか?
僕と同じようにすでにマーケティングに関わっている人に勧めたいですね。多分、僕自身がマーケティング部署にいてマーケティングの現場で働いているからこそそう思うのかもしれません。
マーケティングをやりたい人って、マーケティングを勘違いしている人も多くて。少し辛口に言えば、キラキラ華やかな世界だと思っている人が多いと思うんですが、実はものすごく泥臭い部分もあって。かつ、そのマーケティングの中でも「マーケティングをどうやっていいか分からない」「数字を上げることだけがマーケティングだ」と思っていることが原因で成果が伴わない人っていると思うんです。
だから、そういう人たちに対して「MERC Educationなら体系的にマーケティングを学ぶことができるから、長期的目線が得られるし、業務時間を短縮することもできるし、成果も出やすいよ」というような言い方で紹介するかと思います。
ー 最後に、平野さんの将来の目標を教えてもらえますか?
僕の目標は独立することで、2024年中にSNS運用コンサルタントとして独立予定です。また、近い将来、海外でも仕事がしたいと考えています。SNSのライブ配信などの事業ではインドネシアとタイとが東南アジアのトップ2だと聞いたので、環境に身を置いてみるのもいいなと。
今、まさに事業計画書などを準備しているんですが、MERC Educationで学んだことを活かしてビジネス設計しました。作成した事業計画書を周囲の方や投資家の方に事業のプレゼンテーションをすると評判が良くて嬉しいですね。