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インタビュー

【WEB制作&ディレクター】WEBデザイナーも広告運用の知識があれば仕事の質が上がり、幅も広がる

2024.06.24
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出産を機にWEB業界へ転身し、現在はWEB制作全般に携わりながら在宅ワーカー向けのコミュニティーも主宰されている荒井喜由さん。WEBの幅広い知識と経験を持ちながら、新たに広告運用についても学びたいとMERC Education 広告運用者育成講座を受講された荒井さんに、MERC Educationで学ぼうと思ったきっかけと学んだ後の変化についてお話を伺いました。

広告運用を学ぼうと思ったのはお客様からの相談がきっかけ

― まずは、荒井さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

前職はアパレル関係で販売のお仕事をしていましたが、出産を機に退職。もともとパソコンに触れるのが大好きでブログを書いてアフィリエイトに挑戦したところ収益化できたので、「これからはフリーランスとしてやっていこう!」と決意し、2017年に開業届を出しました。

それからは私が実践していたことを教えたり、サイトを作るお手伝いをするようになり、今はWordPressサイトの更新・運用の代行と内製化支援などサイト制作にまつわる業務に幅広く対応しています。

― 現在WEB制作業務を請け負っているなかで、広告運用を学ぼうと思ったのはなぜですか?

実際、お客様からいただくご相談はパソコンの使い方から「変なアプリを入れちゃったから消したい」など範囲が広く、解決したいことをピンポイントで相談されることはほとんどないんです。

そんな中、「広告運用を始めてみたけど結果が思わしくない」という相談が舞い込み始めて。中を見せてもらえればどこに問題があるかは分かるのですが、深い知識がないのでそれらをどうやって解決すれば良いのかを自信を持って説明することができませんでした。お客様に無責任な回答はできないし、このままでは不安にさせてしまうな…と感じ、きちんと勉強しようと思い始めました。

― 数ある広告運用講座の中で、 MERC Education 広告運用者育成講座を選んでくださった理由は何ですか?

最初はウェブ解析士の資格を取ろうと思っていましたが、資格取得についていろいろ調べているうちにMERC Educationのサイトにたどり着きました。MERC Education 広告運用者育成講座のランディングページ(LP)を読んだ時、どんなカリキュラムなのか、開催日程や金額、講師のプロフィールなどスクールの情報がしっかり開示されていて、安心感がありました

また、他のスクールだとコピーライティングを駆使して入学を急かすLPや有益な情報を提供することと引き換えとりあえずメールアドレスを入力させるLPなどもありましたが、MERC EducationのLPにはそういういやらしさをまったく感じなかったので「良心的なスクールなんだろうな」という印象でした。

いくつかのスクールを検討していましたが、最終的に事前説明会に参加したのはMERC Educationだけです。

資料を見返せば授業を思い返せるほどレベルの高いスライドが今も役に立っている

― 入学前、MERC Educationに期待していたことはどんなことでしたか?

MERC Education 広告運用者育成講座のLPに書かれていた通り、リスティング広告を自分で運用できるようになりたいと思っていました。開講初日に広告運用に必要なアカウント開設から設定までをじっくり時間をかけて教えてくださったので、その後もスムーズに授業を受けることができました

今は制作案件で忙しいため、実際に自分の手を動かして広告運用はしていないですが、余裕が出てきたら広告運用も受注していきたいと考えています。

― スクールの内容で一番印象に残っていることは何ですか?

まずびっくりしたのがスライドの作り込みです。独学で学んでいた頃から「独学で触れられる情報量は絶対的に少ない」と思っていたので、スクールに入ったら幅広く網羅的に情報を得たいと考えていましたが、その点でMERC Educationが用意してくださっている資料・スライドは満足できる質と量です。MERC Educationのスライドを見れば、授業内容のほとんどをカバーできるので、復習の際とても役に立っています。

私も講座を提供する側として資料作成することもありますが、MERC Educationの資料は細かさやボリュームがすごくて、講師業をしている立場として資料作りの勉強にもなりました。

― 初めて広告運用を実践してみて、いかがでしたか?

広告運用をする中で検索されそうなキーワードを抽出する工程があるのですが、そのキーワード選定が苦手でした。どんなキーワードにすれば良いかとあれこれ考えているうちに、気づいたら全然違うところにたどり着いて、まるで失敗した連想ゲームみたいになってしまう時があって困りました(笑)。

週始めに授業を受け、次の授業までに宿題をやって次の授業でフィードバックをもらうことを繰り返していたのですが、平日時間が取れないと土日のどちらかに時間を確保して宿題をやっていました。週末、宿題のスプレッドシートに入ると他の受講生の方もスプレッドシートにいたりして、直接皆さんにお会いすることはありませんでしたが「みんな頑張ってる!」と励まされていました。

受講期間中は本当に大変でしたが、授業の中で宿題に対してのフィードバックの時間をたくさん取ってくださったので「宿題を出さないともったいない!」と思って、忙しくてもフィードバック欲しさに粘って宿題をやっていたのが、もはや懐かしいです。

私は在宅ワークがメインですが、子育てしながらの受講だったので大変な時期もありました。子どもがいつ寝てくれるかは分からないので、ワーママさんが受講される場合はご家族の協力を得ながらの方が良いかと思います

― 講師・福田の印象はどうでしたか?

LPに書かれている福田さんの印象は実績・キャリアがすごくて、ロジカルに淡々と授業が進むのかな…と勝手にイメージしていましたが、実際は関西弁で軽快にお話してくださって、場を和ませてくれる方でした。あと、授業の中で様々な意見が出てくるたびに「そういう考え方もありだよね」とフィードバックが優しくて、人の意見を絶対に否定してしない人だなと思いました。

不安なく広告運用を引き受けられるスキルが身についた

MERC Educationでの学びは今どんなところに活かされていますか?

MERC Education 広告運用者育成講座は広告運用に特化したような講座名ですが広告はマーケティングの一部なので、講座で学んだ内容をベースにサイトのターゲットを考えたり、サイトデザインを考える上でもデザインに根拠を持たせることもできるので、WEB制作業務の現場でも役立っています。

それと、まだ実績はないですが、広告運用のご依頼があっても困らずにお引き受けできるスキルは身についたと思っています。以前は「広告運用の相談が来たらどうしよう…」という不安があったのですが、今その不安がなくなりご相談が来ても安心して対応できそうです。

― 受講後、どんな変化がありましたか?

広告を見るのが楽しくなりました、同じ広告が自分のSNSに出続けるようになると「この広告は何に紐づいて私に配信されるようになったんだろう?」とか「年齢とか性別とか、子どもの有無とかでカテゴライズされているのかな?」とつい分析するようになりました。広告は機械的に配信されているものなんですが、広告の裏側にはいろいろな人たちがいるんだなと人の気配を感じられるようになりました。

MERC Education 広告運用者育成講座はどんな方におすすめだと思われますか?

LP無しで広告運用することはできないので、現在WEBデザインだけを仕事にしている方がMERC Education 広告運用者育成講座を受講して、LP制作と広告運用の両方を対応できるようになれば、仕事の幅も広がるし自分の価値を上げていくこともできるのかなと思います。

私もこれまではLPを作って、その後の広告運用は他の方にお任せするケースが多かったのですが、今後はお客様から要望があればLP制作と広告運用をセットで請け負うこともできるというのは安心材料になっています。

また、マーケティングは大事なんだろうけど何に役立つのか分からない、マーケティングの活かし方が分からないと感じている方は広告運用から入ると具体的な行動が見えて理解しやすいかもしれません。マーケティングは商品開発にも役立つしブランディングにも使えるし、活用範囲が広い分、具体的な行動が見えないケースもあるので、広告運用というゴールが明確な方が意外と理解が早いんじゃないかなと思います。

― 最後に、荒井さんの今後の夢を教えてください。

私は仕事も好きですが、家族も大切ですし、家も大好きなので、自由度高く働くための手段として在宅で仕事を続けられる環境を整えていきたいです。

また、主宰してる在宅ワーカーのためのコミュニティーもゆるく続けていきたいです。現在のメンバーさんはSNSやインスタ運用代行者さんとか動画編集者さんが多いのですが、これから在宅ワークをやりたい人はどんどん増えると思っています。在宅ワークに興味はあっても結果が出るまで時間がかかってゼロからイチに行くのってすごくハードルが高いと感じている方も多いんです。不安はあるけど在宅ワークをやってみたいと考えている方たちとつながって「ゆったりでも良いのでゼロからイチに行けるところまで頑張ろう!」とサポートをしていきたいです。

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この記事を書いた人
MERC編集部

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