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インタビュー

【美容師&ヘアサロン店長】マーケティングを学んで原点回帰&将来の夢の幅も広がった!

2024.07.01
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美容師として働きながら店長としての業務にも携わっているM.H.さん。売上アップのために様々な施策を展開しているものの、施策検討や実施の判断が感覚的であることに懸念があり、マーケティングを学んでみようと思ったM.H.さんから、MERC Educationで学んでみようと思った経緯や、受講後の変化などについて伺いました。

マーケティングについてほぼ知識のない状況からスタート

ー 現在のM.H.さんのお仕事について教えていただけますか?

現在は表参道にあるヘアサロンで美容師をしていて、お店では店長としての仕事も任されています。

小さい時から髪型をキレイにしてもらったり自分でヘアアレンジして可愛くしたりするのが好きで、思い返せば保育園に通っている頃から美容師になりたいと思っていました。高校3年生になり、卒業後の進路について考えなくてはならない時期に、美容師に憧れはありつつも「美容師になるのはそんなに甘くないだろうな…」と考え、大学に進学しました。

でも、大学で就職活動をしている時、自分の将来について改めて考えるタイミングでどうしても夢を諦めることができなくて、アメリカで美容師免許を取得してアメリカで美容師として働き始めました。その後、日本の美容師免許も取得して日本で働き始め、美容師歴は18年になります。

― 技術職のM.H.さんがマーケティングを学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

美容師として現場に立ちながら店長も任されているため、お店の集客と販売促進に関わることもありますが、マーケティングの知識がないまま課題と向き合っていました。その度に「ここはこうしたらいいのかな」と感覚的に判断していたのですが、感覚的なままだと成果を出しづらいかも…と懸念していました。また、会社ではサロン経営だけではなく物販などの事業も展開していて、技術職以外のこともできるようになればキャリアアップのチャンスが増えるかもしれないと感じたのがマーケティングに興味を持ち始めたきっかけです。

社内ではマーケティングという言葉はよく聞いていましたし、上司からも「勉強のために」とマーケティングに関する動画を送ってもらって見ていましたが、MERC Educationで学ぶ前はマーケティングについては「マーケティングって何だろう?マーケティングを学ぶって一体何を学ぶの?」というくらいの認識でした。

興味を持ち始めてすぐの頃はYouTubeで学び、動画を見ているうちに商品が良くてもマーケティングできていなければ売れないこともあることを理解できました。逆に言うと、マーケティングを理解できればビジネスの成果に大きな影響があるのなら学んでおいた方がいいなと感じるようになりました。

―本や動画でマーケティングを学ぶこともできますが、 スクールで学ぶことはもともと決めていたのですか?

「動画を見ていてもなんとなく分かったような気がするだけで、結局は自分の力にはなっていないんじゃないか?」と感じていましたし、長年美容師として働く中で、知っていることができるようになるためには実践が必要だということは身を持って感じていたので、興味を持ち始めてすぐにスクール受講を検討し始めました。

おかげさまで仕事も充実し毎日忙しくさせてもらっているのでスクール探しにたくさん時間をかけられなかったのですが、「マーケティング 講座」などのキーワードでネット検索をして見つけたのがMBAとMERC Educationでした。マーケティングを学ぶなら全体像を知る必要があると考えていたので、最終的にこの2つが候補かなと。

この2つを比較した時、MBAは腰を据えて学ばないといけないのかなという印象で、通う期間も長いことを考慮すると私が仕事と両立することは難しそうだなと判断。その点、MERC Educationは週1の講義・3か月で修了、ランディングページには「マーケティングを体系的に、実務で実践できるレベルで学べる」と書かれていて、それを読んでピンときて、すぐに無料個別相談に申し込みました。

LPに書かれている内容も分かりやすかったですし、個別相談で話を伺って講座の内容も私が希望しているものに近いなと感じました。また、私はもともと体系的に物事を考えたり、全体を俯瞰して見るみたいなことが苦手なタイプなので、体系的にマーケティングの全体像を学ぶことで自分の苦手な部分を補完できたら嬉しいなと思ったので入学を決めました。

入学前に少し心配だったのは、講座がZoomを使ったオンラインで完結するという部分でした。美容師はお客様と対面してサービスを提供する仕事なので、オンラインでのコミュニケーションがうまくできなかったらどうしよう…と思っていたのですが、実際講座を受けてみたら問題なく講師の福田さんとも受講生の皆さんともしっかりとコミュニケーションできたので、良かったです。

最初は苦しかったけど、繰り返し学ぶことで不安が解消されていった

MERC Educationに通っている間、印象的だったことは何ですか?

私は美容師一筋でマーケティングとはあまり縁がなかったこともあり、講座中に教えてもらう専門用語がほとんど初めて聞く言葉でした。そのため、講座が始まってすぐの頃は言葉の意味を理解するのに時間がかかってしまって「講座の内容自体を理解できていないんじゃないか」と、正直不安に感じていました。

しかし、このままテンパっていてもダメだと思い、勇気を振り絞ってスタッフの方にその時の気持ちを素直に伝えて相談したんです。そうしたらスタッフの方が親身になって相談に乗ってくださり、不安が解消できました。あの時相談していなかったら、不安な気持ちを抱えたまま3か月を過ごすことになっていたと思うので、スタッフの方に相談して本当に良かったです。

最初「講義についていけないかもしれない…」と感じた時は本当に不安でしたが、その感情を味わったことは今となってはすごくありがたい経験です。私は職場では指導する立場にいますが、「人は誰でも最初はできないことが多くて不安になる」ということを思い出させてくれました。最初はつらくてもそれを乗り越えた時に見えるものがまったく違ってくることも実感できたので、マーケティングとは関係ないですが、今後の役に立ちそうです。

― 印象に残っているMERC Educationの講義はありますか?

講座の中で印象に残っているのは講座修了間際のワークです。講座1回目から学んだこと全体を流れで取り組んでみるワークだったのですが、このワークをやったことで改めて自分が理解している部分とそうでない部分が明確になりました。

あと、直接的な講義ではないですが、復習用の動画はすごく活用させていただきました。講義中は専門用語を理解することに精一杯だったので聞き漏らしていることがあるかもしれないと思って、授業後に配布される講義動画を見ながら次の授業の前までに復習するようにしていました。

仕事しながらで大変でしたが、再度動画を見ることで講義でキャッチアップできていなかった部分を理解できたので復習用に動画が配布されるのも良かったです。

MERC Educationをお勧めするなら、どんな人におすすめしたいですか?

マーケティングに興味を持っている人は多いと思いますが、小手先のテクニックだけでなんとかしたいみたいな感じじゃなくて、「どうやったらお客様に良いものが届けられるか」ということを本気で悩んでいる人におすすめかなと思います。

講師の福田さんは心からお客様のことを大事に思ってマーケティングと向き合っている方だと感じますし、現役コンサルタントの方から学べるスクールは少ないと思いますので、本物のマーケティングが学べる場なので、本気な方におすすめしたいです。

また、MERC Educationの講師とスタッフの方々は受講生に寄り添ってくれる、受講生のことを本当に大切に考えてくれるチームだなと思いますので、講義中は質問があればどんどん聞いて、受講中不安なことがあればすぐにスタッフの方に相談してみたら良いよと伝えたいですね。

マーケティングを学んで、お客様とのコミュニケーションも変化

MERC Educationで学んだ後、どんな変化がありましたか?

MERC Educationで学んでから、いろいろなものの見方が変わりました。これまでは、何をどう変えたら良いかさえ分からなかった状態でしたが、今は「まずは調査・分析してみよう」と考えるようになりました。例えば、これまでは競合店のホームページをなんとなく眺めていましたが、今は講座で教えてもらったフレームを活用して「競合店はどんな戦略でやっているのか?」「他社と比較して自社の課題はどこかな?」と考えるようになりました。

テレビやYouTubeのCMを見ても「このCMのターゲットは?」「この言葉はどんな人に刺さるんだろう?」と考えるようになり、「自社だったらどんな言葉が刺さるかな」「どうやったら私たちのメッセージが届きやすいんだろう」と考え始めたら、やりたいことが膨大に出てきて、ワクワクしています

― 視点が変わったとのことですが、具体的にはどんなことに活かされていますか?

最近、現在出稿している求人広告を見返したら、変えた方がいいと思うところがいっぱいでてきて(笑)。これまではどう変えれば良いのかが分からなかったのですが、今は自社の課題を考慮してパパっと変更できるようになりました。今後もっとよい人材を募集するために、他社の求人広告を見て競合調査分析をしたり求職者のニーズを調査し始めたところです。これらをじっくりやってみたら結果が出せるんじゃないかと思っています。

業界問わずマーケティングをうまく活用している企業について調べて、「これをやっているからうまくいっているんだ」と他社の成功要因なども予想するようになりました。

― 求人広告以外でマーケティングを活用できそうなシチュエーションはありますか?

お客様とのコミュニケーションにも変化があります。これまではお客様にあれこれ質問をするのは失礼かなと思って自分たちのことを聞けずにいたのですが、お客様のことを理解するためにもお客様の率直な声を聴くことは大事だなと思い、最近では「どうしてうちのお店に来てくれたんですか?」とか「どうしてリピートしてくれているんですか?」と聞けるようになりました。

お客様の声を聴くことはマーケティングに活用できるだけではなく、私たちが原点に立ち返るためにも大事だと感じています。

― 今後のM.H.さんの夢や目標があれば教えてください。

抽象的な表現になってしまいますが、人が持っている悩みを何らかの形で改善できるものを作り続けられるような人でいたいなと思っています。そのために必要なスキルや能力はどんどん身に着けていきたいと。過去にコーチングを勉強したこともありますが、今回学んだマーケティングの考え方も今後に活かしていきたいです。

また、これまではずっと現場で美容師を続けたいと思っていたのですが、マーケティングを学んだことで、「良いものをより広げるために美容師以外の仕事も面白いかも」と最近スタンスが変わってきました。
MERC Educationでの学びは社員全員が知っていたら相乗効果がありそうなので、今すぐは難しいですがいつか社内で勉強会をしたりして、会社の発展に貢献できたら嬉しいです。

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この記事を書いた人
MERC編集部

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