CASE
インタビュー

【広告代理店】マーケティングを理解し、リサーチの幅が広がったことで全体を俯瞰して見られるようになった

2024.07.08
CASE

前職でのWEB制作の経験を活かしながら、現在は総合広告代理店で働いているK.Mさん。現職に就いてから日増しにマーケティングの必要性を感じるようになり、MERC Education「マーケティング戦略実践講座」の受講を決めたK.Mさんに、受講前後のことについてインタビューしました。

クライアントの課題はウェブマーケティングに限定されていないことが多い

― まずはK.M.さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

現在、総合広告代理店のデジタルチームに所属し、クライアントの様々な課題をデジタルの側面でサポートするお仕事をしています。

前職で10年ほどWEBデザインの仕事をやっていた経験があるので、現在はクライアントへの提案書作成から制作ディレクション、時には制作作業自体に関わることもあり担当業務は幅広いです。

― 今のお仕事に転職されたきっかけは何ですか?

結婚・出産を機に一度会社員から離れてフリーランスで働いていた時期もあったのですが、子どもが大きくなり手が離れてきたので、また正社員として働きたいなと考えた時、以前やっていた制作の仕事は夜遅くなることもあり大変だったので、今度はディレクターという立場で仕事をしたいと思い、今の会社へ転職しました。

― マーケティングに興味を持ち始めたのはいつ頃ですか?

現在の会社に入社してから、クライアントの悩みをヒアリングして課題に対しての施策提案する度に「私にはマーケティングの知識が足りないな…」と感じていました。ですので、マーケティングを理解できればもっと良い提案ができると思い独学では学んでいました。しかし、マーケティングは奥が深いし幅も広いし、一人で勉強していても分からない部分が多くて困っていました

それに独学だと拘束力がないので「いつやってもいいや」と思って勉強が続かなかったんです。本を買って勉強を始めてみるものの続かないので内容を忘れてしまって、思い出した頃にもう一度本を読んで…を何年も繰り返していて。内容が身についている感覚もなく、次第に独学の限界を感じるようになりました。独学では理解するのが難しいけど学校に入れば決められたタイミングで授業があるし、お金も支払うので「ちゃんとやらなきゃ」と思うかなと考え、学校探しを始めました。

― 数あるマーケティングスクールの中でMERC Educationに決めてくださった理由は何ですか?

探し始めると気になる学校が5校くらい見つかって、すべての学校の話を聞いてからその中で一番良いと思える授業を受けようと、週末の時間を利用して学校説明会へ参加しました。その中でカリキュラムが魅力的だったのがMERC Educationでした。

立場上、クライアントからウェブマーケティングの相談を受けることが多いですが、話を詰めていくと課題はウェブマーケティングに限定されていないことに気づきました。ウェブマーケティングは範囲が限定的でマーケティング全体を知らないとクライアントの課題を根本的に解決できないなと。そう思った時に、私はデジタル担当ではあるけれど、もっと広くマーケティングを理解した上でアドバイスしたいなと思うようになっていたので、ウェブマーケティングに限定していないMERC Education「マーケティング戦略実践講座」のカリキュラムに魅力を感じました。

あと、学校説明会でのスタッフの方の対応も決め手になりました。最初に話を聞いてくださる方は学校の顔=学校を表す方々だと思うのですが、MERC Educationで最初に対応してくださった方が私の話をしっかり聞いてくださって、一つ一つ丁寧に回答してくださったのが好印象で、この学校にしようと思った理由の一つです。

普段なかなか聞くことができない生の声が聞けたような気がした

MERC Educationに期待していたことはどんなことでしたか?

クライアントの課題解決のためには実践的なことが習得できないと意味がないと思っていました。その点、MERC Education「マーケティング戦略実践講座」は実際にマーケティングコンサルティングをされている福田さんが講師を担当してくれて、長年マーケティングの現場で活躍されている福田さんから直接お話が聞けることは楽しみでした。また、実際の現場で使えるようなものが授業で扱うテーマに選ばれていたので、すぐに仕事に活かせたらと考えていました。

― 受講中のことで、印象に残っていることはありますか?

属性が異なる受講生の方々と一緒にオンライン授業を受け、オンラインでグループワークもあると聞き、最初は「自分でもついていけるかな」と不安がありましたが、実際は立場が違うからこそ学びがありました。

同期の中にメーカーで商品開発をされている方がいらしたのですが、ご自身が課題に感じていることをお話くださった時、現場の声を聞いているようで「私のクライアントも同じような課題を持っているのかな」と感じることができました。メーカーの方がどんな視点で物事を捉えているのかみたいなところまで知れたのは、普段なかなか聞くことができない生の声が聞けたような気がして大きな収穫です。

あと、受講期間中、他の方に比べて私はまだまだついていけていないなと感じつつ、本来であれば私は他の皆さんへ提案をする立場なので、皆さんよりも理解できるようにならなければと気が引き締まりました。

― 講師・福田の印象はいかがでしたか?

公式サイトに掲載されている福田さんのプロフィールを拝見した時、硬いイメージがあったのですが、実際にお話してみるとフランクに接してくださって、そのギャップが返って良かったです。

福田さんは受講生が理解しやすいようにアイスブレイクや具体的な事例を交えながらマーケティングの難しいことをいかに面白く柔らかく伝えるかを意識されているように感じました。私もクライアントに提案する立場なので、私も同じようにできたらと、授業の内容はもちろんですが福田さんのそういうところも大変勉強になりました。

― 授業の内容で印象に残っていることはありますか?

授業の中で競合調査のやり方について教えてもらう回があったのですが、間接的な競合と間接的な競合(第二・第三の競合)という考え方を初めて知りました。

これまでも実務の中で競合調査は行っていましたが、授業で教えてもらうまではすぐに思いつく直接的競合しか調べていなかったんです。でも、分かりやすい直接的競合だけではなく、間接的競合までリサーチすることで、クライアントへの提案に深みが増すだろうなと実感できたことが一番印象に残っています。

最適解をスムーズに提案できるレベルになりたい

MERC Educationで学んだことで、現在実践されていることはありますか?

学んだことすべてを現場で実践しきれていないですが、先ほど伝えたリサーチについては実践するようにしています。リサーチの幅が広がったことで以前よりも細かな部分まで分析できるようになり、全体を俯瞰して見られるようになったと思います。

まだまだ勉強不足な部分もありますが、これからも勉強を続けて、クライアントの課題に対してウェブマーケティングに関することだけではなく、マーケティング全体を踏まえながら戦略方針を立てられるようになりたいです。

そうなるためにはマーケティングに関する知識が頭の中に全部入っていて、引き出しをたくさん用意する必要があります。クライアントからの相談に対して「こういう時は…」と最適解をスムーズに提案できるレベルになりたい。それを目指しているし、そうなりたいから学校に入ったので復習頑張ります!

― 100点満点だとすると、MERC Educationの満足度は何点ですか?

100点だと思います。授業の内容が実践的で分かりやすかったですし、福田さんのお人柄も教え方もとても良かったです。あと、スタッフの方々がしっかりサポートしてくださったおかげでスムーズに受講することができました。

MERC Education「マーケティング戦略実践講座」はどんな方にお勧めだと思いますか?

自社で商品開発に関わっている人におすすめかなと思います。自社商品を開発する人は自社商品の強み弱みを理解し、市場がどうなっているのか競合がどうなっているのかをすべて知った上で、売上につなげるためにはどんな商品が良いのかを考える立場だと思うので、マーケティングをしっかり学ぶべきだと思います。

「マーケティングが大事だと分かっているけど、実際どこまで理解できているか自信がない」と感じているマーケティング職の方と出会ったら、「すっごい良い学校があるよ!」ってMERC Educationを紹介します(笑)。

― 最後に、K.M.さんの今度の夢を教えてください。

私、75歳くらいまで働きたいんです。定年が60歳かもしれないので、60歳定年後、自分がどうしたいかを考えたらマーケティングコンサルタントとして独立できたらいいなって思うようになりました。会社を設立せずにフリーランスになるかもしれないですが、コンサルタントとして身を立てていきたいなって思っています。

MERC Educationで学び始める前はこんなことを考えたことはなかったのですが、MERC Educationで学んでマーケティングの奥深さと面白さを教えてくれた福田さんを尊敬しているので「福田さんみたいなマーケターになりたい!」。それが今の夢です。

Share

この記事を書いた人
MERC編集部

関連記事